「パソゴンで きのごのたねごま かってくいろ」
先日、突然スーパー爺ちゃんが私に言った言葉。通訳すると「パソコンで きのこの種駒を買って下さい」です。いや、正確にいうと「きのこの種駒が欲しいので、インターネットを使って注文してく下さい」ですね(笑) 私がAmazonなどに注文すると、翌日には物が届くというのを学習してしまっているスーパー爺ちゃんなのでありました(笑)

「きのこの種駒(たねごま)」というのは、きのこを栽培する際に、原木にきのこの菌を植え付ける「種(たね)」のことです。

どうやら、シイタケとナメコの種駒が欲しいらしい。「ホームセンターでも売ってるでしょうよ」と言ったら、「ほんなんじゃ だめだだめだ もりのやずじゃねえどいいやづでぎねんだっけ とぐにしいたげは にぐまるでねえど」とのこと。再度通訳すると「ホームセンターで売っている物ではダメなんです。森産業という会社の種駒じゃないと、良いきのこが出来ないんです。とくにシイタケについては【にく丸】という品種が良いんですよ。」(笑) どうやら、種駒にも「ブランド」があって、森産業というのは、昔、スーパー爺ちゃんが椎茸栽培を生業としていた時に使っていたメーカーらしい。

まぁ、お金を出すのはスーパー爺ちゃんなので、さっそくAmazon内にある森産業の通販サイト「森のきのこ倶楽部」で注文をしてあげました。するとこんなド田舎でも、ちゃんと翌日に配達されてきました(笑)

これがシイタケ(にく丸)とナメコの種駒です。
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シイタケは1,200個、ナメコは400個の種駒を注文しました。どうやらシイタケのほうは、「森290号」という品種なので「290→にく丸」と呼ばれている模様です(笑) その名のとおり、肉厚の大きなシイタケが出来るそうです。

箱を開けるとこんな感じで入っています。
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これを、先日きつねくぼ2号と4号で集材してきた原木に植え付けます。


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まず、原木にドリルで穴を開けます。原木の太さにもよりますが、1本に約20~40個の穴を開けます。
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その開けた穴に「種駒」を差し込んで・・・
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ハンマーでトントンと打ち込みます。
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こうして種駒を打ち込んだ原木を「ほだぎ(榾木))」と呼びます。

出来上がった「ほだぎ」を、きつねくぼ2号で山に運びます。
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「ほだぎ」は、とりあえず一旦こんな感じに山に置いておきます。「ほだぎ」を置く場所は日当たりが良すぎても悪すぎてもダメらしいです。今回は杉林の中に置きました。
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↓↓↓梅雨が明けた頃に、こんな感じに並べなおします。
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これらは数年前に並べた「ほだぎ」です。スーパー爺ちゃんによると、梅雨明けまでは地面に置いておいて「ほだぎ」に水分を吸わせるんだとか。
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これで今回の一連の作業は終わりです。

原木シイタケなどを自然栽培(露地栽培)する場合は、種を付けてから夏を2回越すと、きのこが採れるようになるとのこと。
なので「♪きのこの山は食べ盛りっ!」になるのは、来年の秋くらいかな。
でも、たぶん食べきれない程たくさんの収穫となるんだろうな。きのこの冷凍保存ってどうするのがいいんだろう? 今からそんなことを考えて頭が痛いtokuchanなのでした(笑)

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