先日、「とあるお願い」のため電力会社の方がきつねくぼにやってた。
きつねくぼからちょっと離れた山奥に、50万ボルトの電気を送る送電線を張ることになり、そのための鉄塔を建設するという。
その建設現場は山奥ということもあり、資材の運搬等に困難を極めるため「索道」を使った工事を行いたいらしい。その索道工事の基地を、tokuchan家が所有する土地に作って、そこから資材等を運搬したいので、一定期間土地を貸して欲しいとのお願いでした。
「索道」とは、空中に張り渡したワイヤーロープに輸送用搬器を吊り下げ、人や貨物を運搬する装置のことをいいます。
こんな感じのやつです↓↓↓

基地を作りたいという場所は、スーパー爺ちゃんが昔杉の木を植林していたところ。故にかなりの数の杉の大木を伐採するようになってしまうのですが、10tトラックが入れるような道路も整備してくれるということだったので、快く協力することにした次第。
するとしばらくして、また電力会社の担当者がやってきた。
こんどは何かと思ったら・・・。「県の教育庁文化財課」から「調査が必要な場所」と言われたので、そちらのご協力もお願いしたいとのこと。??
実は基地を作る予定の場所の周辺には、大昔「製鉄所」があったらしい。県の文化財課の資料を見ると「狐窪製鉄跡」と命名されている。ふ~ん、「きつねくぼ」という名称は地域の通称名じゃなくて、昔からある地名だったみたいですね。
そういえば私が子供の頃、その場所で遊んでいたら、凸凹した鉄の固まりのようなものがゴロゴロしていた記憶が・・・。
いったいいつの時代の物なのか・・・?
色々調べてみましたが、きつねくぼから10㎞くらい離れた隣町にある製鉄跡の資料を見ると、9世紀~10世紀の頃の模様。そんな大昔からここきつねくぼ周辺には人が住んでいたんですね。そういえばやはり子供のころ、2~3㎞離れた場所で「土器の破片」や「石器の矢じりのような物」を見つけた記憶も蘇りました。
というわけで数日前から発掘調査みたいのが始まったのですが、作業中は危険ということで立ち入りができないので、朝の6:30に散歩がてら行ってみました。
場所は昨年、「旧きつねくぼ1号によるアドベンチャーツアー」でも紹介しているところです。
2020,04,27の記事がこちら↓↓↓
📸2021.08.20

赤いテープで印したところを掘るみたいです。

そういえば、この地形は自然というよりは人的に作られたような感じもしますね。建物が立っていたような雰囲気があります。

おっ、ユンボ発見!! これでまず大雑把に掘るみたいです。



そして、これらの道具で丁寧に発掘する模様。

残念ながら出土品は置いてありませんでした(笑)
こちらはこれから掘る場所みたいですね。

そして、こちらはスーパー爺ちゃんが「行者ニンニク」を植えていた場所。一旦掘って既に埋め戻しされてました。

ここに索道基地ができるということで、行者ニンニクはどうするのかなとスーパー爺ちゃんに聞いてみたら、「これがらうえげえんだ」通訳すると「今後植えかえる予定です」とのことでした。がんばってね(笑)
過疎の村で、そのまたポツンと一軒家のきつねくぼですが、大昔は当時の最先端の技術を使った仕事をする方々が住んでいたんでしょうね・・・。
いにしえ(昔)の繁栄が偲ばれる出来事でありました。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました🙇
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きつねくぼからちょっと離れた山奥に、50万ボルトの電気を送る送電線を張ることになり、そのための鉄塔を建設するという。
その建設現場は山奥ということもあり、資材の運搬等に困難を極めるため「索道」を使った工事を行いたいらしい。その索道工事の基地を、tokuchan家が所有する土地に作って、そこから資材等を運搬したいので、一定期間土地を貸して欲しいとのお願いでした。
「索道」とは、空中に張り渡したワイヤーロープに輸送用搬器を吊り下げ、人や貨物を運搬する装置のことをいいます。
こんな感じのやつです↓↓↓

基地を作りたいという場所は、スーパー爺ちゃんが昔杉の木を植林していたところ。故にかなりの数の杉の大木を伐採するようになってしまうのですが、10tトラックが入れるような道路も整備してくれるということだったので、快く協力することにした次第。
するとしばらくして、また電力会社の担当者がやってきた。
こんどは何かと思ったら・・・。「県の教育庁文化財課」から「調査が必要な場所」と言われたので、そちらのご協力もお願いしたいとのこと。??
実は基地を作る予定の場所の周辺には、大昔「製鉄所」があったらしい。県の文化財課の資料を見ると「狐窪製鉄跡」と命名されている。ふ~ん、「きつねくぼ」という名称は地域の通称名じゃなくて、昔からある地名だったみたいですね。
そういえば私が子供の頃、その場所で遊んでいたら、凸凹した鉄の固まりのようなものがゴロゴロしていた記憶が・・・。
いったいいつの時代の物なのか・・・?
色々調べてみましたが、きつねくぼから10㎞くらい離れた隣町にある製鉄跡の資料を見ると、9世紀~10世紀の頃の模様。そんな大昔からここきつねくぼ周辺には人が住んでいたんですね。そういえばやはり子供のころ、2~3㎞離れた場所で「土器の破片」や「石器の矢じりのような物」を見つけた記憶も蘇りました。
というわけで数日前から発掘調査みたいのが始まったのですが、作業中は危険ということで立ち入りができないので、朝の6:30に散歩がてら行ってみました。
場所は昨年、「旧きつねくぼ1号によるアドベンチャーツアー」でも紹介しているところです。
2020,04,27の記事がこちら↓↓↓
📸2021.08.20

赤いテープで印したところを掘るみたいです。

そういえば、この地形は自然というよりは人的に作られたような感じもしますね。建物が立っていたような雰囲気があります。

おっ、ユンボ発見!! これでまず大雑把に掘るみたいです。



そして、これらの道具で丁寧に発掘する模様。

残念ながら出土品は置いてありませんでした(笑)
こちらはこれから掘る場所みたいですね。

そして、こちらはスーパー爺ちゃんが「行者ニンニク」を植えていた場所。一旦掘って既に埋め戻しされてました。

ここに索道基地ができるということで、行者ニンニクはどうするのかなとスーパー爺ちゃんに聞いてみたら、「これがらうえげえんだ」通訳すると「今後植えかえる予定です」とのことでした。がんばってね(笑)
過疎の村で、そのまたポツンと一軒家のきつねくぼですが、大昔は当時の最先端の技術を使った仕事をする方々が住んでいたんでしょうね・・・。
いにしえ(昔)の繁栄が偲ばれる出来事でありました。
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